現在多くのお店で目にするバーコードの読み取りで会計ができる「POSレジ」ですが、サービス内容も多岐にわたります。
あらゆるニーズに応えるサービスがありますが、POSレジの種類やキャッシュレス専用端末などの周辺機器によって、導入にかかる費用もさまざまであると言えます。
本記事では、さまざまなサービス内容ごとのPOSレジ導入費用を紹介・解説しています。

専用ハードウェアを購入する場合のPOSレジ導入費用の相場

専用ハードウェアを購入する場合、かかる費用は「約50万円〜100万円程度」と初期費用が高くなるケースが多いようです。
ただし、POSシステム自体の利用料金はかからないことがほとんどなので、ランニングコストは抑えられます。
また、専用ハードウェアを購入する大きなメリットは「通信障害を受けづらい」点が挙げられます。
1台あればPOSシステムを完結させられるので、比較的大型の店舗で導入するのがおすすめです。
レジスター本体とPOSシステムがかけ合わさっているので、レジ業務に必要となる周辺機器は標準で装備されています。
初期費用が高くなるデメリットはありますが、毎月のPOSシステム利用料がかからないケースが多いことや、周辺機器の購入による追加の費用が発生しづらいことから、結果的にかかる費用は他のPOSレジと比較してあまり大差がない可能性もあります。

POSレジの機器をレンタルにして初期の導入費用を抑えた場合の相場

POSレジは購入だけでなくレンタルも可能です。
レンタルでPOSレジを導入する場合にかかる費用は「月額約1万円〜」と考えておくと良いでしょう。
レンタルの場合、契約期間が1週間〜1ヶ月程度のものや、1年以上の契約でレンタルできるものもあります。
なお、レンタル期間が短いほど導入にかかる費用は高くなりやすいです。
イベントなどで短期利用を検討している方には短期契約型のPOSレジがおすすめですが、長期利用を検討している方は、まず無料でお試しできるプランなどを利用してから契約を検討するのがよいでしょう。
また、初期費用が高額になりやすいPOSシステムの導入を割安にできるレンタルは、POSレジを試したいという方にとっては負担なく導入できる内容となっています。

タブレットを利用したPOSレジの導入費用の相場

POSレジには、タブレット端末にPOSシステムのアプリをインストールして利用する方法もあります。
この場合にかかる導入費用は「約3万円〜30万円程度」です。
この導入費用には必要な枚数のタブレット端末や、キャッシュレス決済に対応するための周辺機器などが含まれています。
また、タブレットを利用する場合だとPOSシステムの利用料が発生するケースがあり、システム利用料は最安だと”無料”ですが、高いものだと「月額2万円程度」かかることもあります。
なお、無料で利用できるものには使用できる機能が制限される場合もあるので使える機能はよく確認してから利用するのがおすすめです。
タブレットを利用したPOSレジは、中・小規模の店舗に向いていると言えるでしょう。

まとめ

POSレジの導入方法は、多様化しており、自分の所にあったものを選ぶとより業務がはかどります。
また、費用を抑えたいという方は、機器を購入せず、手持ちの端末にアプリを導入することで実現できます。
まずは、POSレジがどういうものかを無料アプリなどで経験して、どういうPOSレジの形式なら自分の所に合っているかシュミレーションしてみるとよいでしょう。
その上で、相場と比較して、最適なPOSレジの導入を検討すると、自分の所にあわなかったという自体を防ぐことができます。

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