【2025年最新版】クリニックや病院におすすめの自動精算機5選比較

病院やクリニックにとって、効率的な運営は非常に重要なものです。
特に、患者の待ち時間を短縮し、精算業務の効率化を図る自動精算機は多くの医療機関で注目され、導入が進んでいます。
そこで本記事では、クリニックや病院に特におすすめの最新自動精算機5機種を比較し、その特徴や導入メリットをご紹介いたします。
目次
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自動精算機とは
自動精算機とは、会計を患者自身で行えるようにするセルフサービス式の会計端末です。診療後に発行される会計情報と連動し、患者が画面の指示に従って支払い操作を完結できます。
クリニック・病院向けの自動精算機は、電子カルテやレセプトコンピュータ(レセコン)と連携できるものがあります。
セルフレジとの違い
自動精算機はフルセルフレジと同じ意味で使われることが多く、会計の登録・確認から支払い、領収書の受け取りまで、すべて自動化できる仕組みです。支払いのみを自動化するセミセルフレジとは異なり、会計業務全体をより自動化できます。
クリニック・病院で自動精算機を導入するメリット
クリニックや病院に自動精算機を導入することで、スタッフの業務効率化だけでなく、多岐にわたるメリットが得られます。以下に主な導入メリットをご紹介します。
会計業務の効率化
自動精算機を導入すると、受付スタッフが現金のやり取りを行う必要がなくなり、会計業務の負担が大幅に軽減されます。また、電子カルテと連動する機種では請求金額や釣銭額の自動記録もでき、会計業務の効率が向上します。
会計ミスの削減
手作業での会計処理では、金額の打ち間違いや釣銭ミスなどのヒューマンエラーが発生する可能性があります。自動精算機を導入すれば機械が会計処理をするため、現金の数え間違いやレジ締めミスを防ぐことができます。
感染リスクの低減
自動精算機を導入することで、スタッフと患者の直接的な接触機会が減り、感染リスクを抑えることができます。特にコロナ禍以降は感染対策として注目されています。
会計の待ち時間の短縮
手作業での会計処理は、患者の人数が増えると会計窓口が混雑し、待ち時間が長くなる原因になります。自動精算機を導入すれば、素早く会計を済ませることができるため、受付の混雑を軽減できます。また、複数台の精算機を設置すれば、より多くの患者が同時に会計を行うことができ、待ち時間が短縮されます。
外国人患者の対応負担の軽減
外国人患者が増加する中、受付スタッフの対応負担も課題となっています。多言語対応の機能があれば、外国人患者がスムーズに会計を行えるようになります。英語・中国語・韓国語などの言語切り替えが可能な機種なら、スタッフが通訳に苦労する場面が減り、業務効率の向上にもつながります。
クリニック・病院向け自動精算機の選び方
病院やクリニックにとって、自動精算機は患者の待ち時間を短縮し、業務を効率化するための重要なツールです。
ただ、導入を成功させるためには、さまざまな要素を考慮する必要があります。
以下に、クリニックや病院に最適な自動精算機を選ぶために確認すべきポイントをご紹介します。
決済方法の選択肢を確認する
患者のニーズに応えるためには、現金はもちろん、クレジットカード、デビットカード、QRコード決済、交通系ICカードなど、幅広い決済手段に対応した自動精算機を選ぶことが大切です。
特に、コロナ禍を機に非接触型決済が普及しているため、これに対応しているかどうかも重要な確認ポイントです。
使いやすさを確認する
患者のストレスを軽減し、スムーズな会計を実現するためには、操作性の良さは欠かせないポイントです。
直感的に操作できるインターフェース、タッチパネルの感度、視覚的にわかりやすい表示があるかなどを確認しましょう。
また、患者に高齢者や外国人が多ければ、音声ガイド機能や多言語対応機能が付いたものを選ぶ必要があります。
導入費用とランニングコストを確認する
費用が予算に合っているかも重要な選定ポイントです。
この時、導入時のコストだけでなく、ランニングコストもチェックしましょう。
月額料金、保守費用、メンテナンス費用、電気代など、長期的な運用コストを見積もる必要があります。総合的なコストパフォーマンスを考慮して選びましょう。
医療システムとの連携を確認する
診療予約システムや電子カルテ、レセプトコンピュータなど、既存の医療システムと自動精算機がスムーズに連携できるかも確認が必要です。
医療システムと連携できれば、患者データの管理や会計業務が効率化され、受付スタッフの負担が軽減されます。
サイズとデザインを確認する
自動精算機の設置スペースを考慮することも重要です。
特に小さなクリニックなど、限られたスペースで運営している施設では、コンパクトな機種や設置しやすいデザインが求められます。
また、患者の動線を邪魔しない設置場所の確保も必要です。
アフターサポートとメンテナンスを確認する
自動精算機を長期間にわたって安定して運用するためには、サポート体制が充実していることも重要なチェックポイントです。
導入後のトラブル対応や、定期的なメンテナンスが可能かを確認し、安心して使用できるメーカーやベンダーを選びましょう。
クリニック・病院向け自動精算機の使い方
自動精算機の使い方は非常にシンプルで、患者もスタッフも簡単に操作できる設計がされています。
ここでは、一般的なクリニックや病院での自動精算機の使用手順をご紹介します。
1. バーコード・QRコードを読み取らせる
まず、診察終了後、患者は診察券や発行されたバーコード、QRコードを自動精算機にかざします。
すると、システムが患者情報と診療内容を自動的に読み取り、会計画面が表示されます。
2. 医療費が表示されるので、支払う
バーコード・QRコードを読み取らせると、患者の診療内容に基づいて自動的に計算された医療費が表示されます。
患者は画面上で金額を確認し、現金やクレジットカード、QRコード決済など、希望する支払い方法を選択して支払いを行います。
3. 領収書・明細書を受け取る
支払いが完了すると、領収書や診療明細書が自動精算機から発行されます。
クリニック・病院におすすめの自動精算機5選
最後に、クリニックや病院におすすめの自動精算機を5点、厳選してご紹介します。
SMA SELシリーズ
https://www.intequa.jp/product/smasel/index.html
SMA SELシリーズは、医療機関や薬局向けに特化した自動精算機です。
場所を取らないコンパクトな設計が特長で、小規模のクリニックや、スペースが限られた医療機関に最適です。
コンパクトながら十分な現金の保管量があり、日中釣り銭切れの心配が少ない安心設計となっています。
非接触型決済が可能になるため、感染症対策としても有効です。
また、操作性がよく、患者が直感的に利用できる点が評価されています。
FHP-S11
https://www.glory.co.jp/fhp-s11/
FHP-S11は、診療費の支払いに特化した自動精算機です。
スタッフの会計業務の負荷を軽減し、患者には簡単操作で非接触の衛生的な精算を提供します。
サポートにも力を入れており、全国100カ所以上の保守拠点を構え、約1,000名の社員技術者が対応しています。
※サポートを受けるには別途、保守サポートプランに関しては個別の契約が必要です。
スマレジ
https://smaregi.jp/lp/clinic01/
スマレジは、クラウドタイプのPOSレジで、レセコンと電子カルテとの連携が可能なため、クリニックや薬局での導入も進んでいます。
特徴としては、iOS端末でも使用できるクラウド型のPOSレジであることが挙げられます。
キャッシュレス決済にも幅広く対応し、主要クレジットカード、電子マネー、QRコード決済が利用可能です。自動釣銭機との連携も可能で、インボイスにも対応しています。
また、在庫管理、商品管理、顧客管理、売上データ分析といった店舗運営に必須の機能も備えています。
Clinic KIOSK
https://clinickiosk.biz/service/clinickiosk/
Clinic KIOSKは、クリニック専門の自動精算機です。
シンプルで使いやすいインターフェースが特徴で、患者の操作負担を軽減します。
再来受付機能もオプションで利用でき、自動精算を1台で行えるため余計なスペースを取りません。
各種クレジットカード、QRコード決済に対応しています。
NOMOCa-Stand
NOMOCa-Standは、クリニック・診療所専用のスマート簡易自動精算機です。シンプルな操作感と高い信頼性を兼ね備えている点が特長です。
また、自動精算機としての基本的な機能を全て揃えながら、コストパフォーマンスが高い点も魅力です。導入コストを抑えつつ、高いパフォーマンスを求めるクリニックに最適です。
まとめ
クリニックや病院では、決済方法の種類、操作性、医療システムとの連携、サポート体制など、さまざまな要素を考慮して、自院に最適な自動精算機を選ぶことが重要です。
適切な自動精算機を導入すれば、患者の満足度向上とスタッフの業務負担軽減に大きく貢献します。
最新技術を搭載した自動精算機は、クリニックや病院の運営において大きな変革をもたらすでしょう。
なお、藤田電機製作所では、自動精算機に連動して使用できるセルフレジのソフトウェア「ライブレジ」を開発・提供しております。グローリー製、東芝テック製、日本コンラックス製の自動釣銭機を導入済み、または、これから導入をお考えで、セルフレジも導入したい企業様は、ぜひお問い合わせください。
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